Fuzz Faceの実体配線まで考えたので、あとは実装してみる。
できたのが以下。
BC109は、BC108と差し替えたいのでソケットを採用。
裏面はこんな感じ。左上あたりに0603の8.2kΩがこっそりある。

相当小さく作りこめた。
8.2kΩを買ったはずが8.2Ωだったので、そこだけ急遽SMDで代用。
あとはケースに組み込んだらできあがり。
部品ボックスを整理していると、BC108とBC109が2つずつ見つかった。
大昔に、Fuzz Faceを作れるよう買いだめして、そのまま放置していたっぽい。
在庫整理を兼ねて、Fuzz Faceを作ることに。
回路図は「Fuzz Face Schematic BC109」などで調べればすぐに出てくる。
さすがに60年近く前のエフェクターなので、公知の技術として扱ってもよい気もするが、権利関係がよくわからないので直接は触れないでおく。
今回作った実態配線図は以下の通り。※TOP View、抵抗はすべて縦置き
こだわったポイントは以下の通り。多くのスイッチング電源ICは、参照電圧Vrefが一定になるようにスイッチングをON/OFFもしくはPWM制御してくれる。
基本は、「ほしい電圧になる抵抗の組は何か?」「特定の抵抗を組み合わせたとき、何Vを作る電源になるのか?」の2つが知りたい。
オームの法則で簡単に解けるけど、いちいち紙に書いたり電卓を使うのすら面倒なので、一発で計算してくれるツールを作った。
https://codepen.io/ullah/full/wBBpXxM
See the Pen 抵抗分圧計算機 by ullah (@ullah) on CodePen.
個人的には相当便利だと思うので、試してみていただきたい。