2018年10月2日火曜日

Shureのリケーブル(MMCXケーブル自作)

昔採掘したbitcoinでShureを買ったが、他社製を含めMMCXのよい市販ケーブルがない。
大昔のSony製みたいに、左耳側が短くて全長1mくらいのやつがほしい。
また、変な高級端子や銀・金で音がよくなるとも思えない。

ないものは作る!ということで秋葉原でパーツを探す。
以下2点でお手頃に揃えられる。
・千石:MMCX端子、カバー、ミニジャック
・オヤイデ:ケーブル、熱収縮チューブ

MMCX(買ったのは\320の別のやつかも)
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4RK8
MMCXのカバー \320
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4RK6
左右分岐部分のパーツ URL不明 \320 
ケーブル \324 / mを3mずつ
https://oyaide.com/catalog/products/ofc0-08.html
熱収収縮チューブ 型番不明、たぶん\65 / mを3mずつくらい

⇒合計\3,294くらいのはず まあ妥当なくらい?












物もそろったので早速加工していく。
ケーブルを好みの長さに切りそろえて、4つ組で編んでいく。
このページが非常にわかりやすかったのでオススメ。
http://www.blueapples.jp/amikata/4kumi0707.htm












ずっと同じテンションで引っ張ることで、編み目が等幅に揃えられる。
途中で分岐させて、2本のところは簡単にっておく。













このくらい編むのでも1時間はかかったと思う。

続いて、熱収縮チューブを通してドライヤーで縮める。
ドライヤーの排気口すぐまでケーブルを押し込めば、髪用でも十分縮む。

次ははんだ付け。
ジャック側はまあ簡単。























問題はこいつである。とにかく小さい。一円玉が巨大に見える。
先に端子も線材もはんだメッキしておき、かぎ針状にして端子に引っ掛けてはんだを使わずに鏝を当てて溶かし固めるとよい。
側面のGND側も似た感じ。
側面は少しでもはみ出るとカバーが閉まらなくなる。
また、このままだと配線を引っ張られるとすぐ断線やセンターのピンが引き抜かれてしまうので、根元で小さく型結びしておく。

あとはカバーを被せてイヤホン本体とつなげれば完成!
20時半スタートで、気が付いたら23時すぎだった。










以上。














2018年10月1日月曜日

Xperia X F5122の液晶を貼り直す

愛用のスマホの画面が割れた。色々迷ったけど、代替の液晶を買って貼り直す事に。



←見るも無残・・・ 黒い部分がどんどん広がっていく




作業難易度は「スマホ>モバイルノート>>>タブレット>>A4ノート」くらい。
フレキシブルケーブルやアンテナ線てんこ盛りのモバイルノートを経験していないと、結構手間取ったり場合によっては壊すこともあるのでは。
モバイルノートと比べて難しい点は、単純に小さいのと両面テープを剥ぐところのみ。



①買い替えか修理か?
この機にいっそ買い替えるもアリかな~と考えたが、Amazonの履歴を見るとコイツは2017/11/26に\32,000で買ったらしい。
まだ1年も使っていない!MOTTAINAI!!
しかも、2018/9/25時点で新品価格が\39,800!!

これは直すしかない・・・。

②修理に向けて
まずはネットで情報収集すると、Youtubeで分解動画をいくつか発見。
https://www.youtube.com/watch?v=a6Z834-qzB0
https://www.youtube.com/watch?v=n3EHrW2fVEA
ヒートガンはドライヤーで代替できるらしい。

これなら自分でもできそう、ってことで液晶を探す。
Amazonやヤフオクで「F5122 display」とか調べるといくつか候補発見。
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Delectronics&field-keywords=f5122+display
前後面を剥がすときのツールも液晶に付いているので、あとは両面テープがあればよい。

両面テープとピンセットもAmazonで発見。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00BXYWXY8/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

合計\7,000で修理できれば、約1年分も元が取れた計算になるので結果オーライか!?

③部品到着、いざ修理!

←液晶は簡素な箱で届いた Sonyのロゴがあるのは嬉しい


←黒い輪っかが両面テープ 幅2mm







まずはスマホ裏面をドライヤーで温めて、付属の吸盤で引っぺがす。
30秒~1分くらい熱すれば十分剥がれてくる。
Li-Poがど真ん中にあり、上部にカメラやCPUやメモリがあるので下部から温めるのがよさそう。
剥がれてきたら、ギターのピックや薄いカードで少しずつ隙間を広げていく。










パカッ!と開く。裏面は金属なのでいい感じにすぐ温まり、作業しやすい。









動画と同様にどんどんハラワタを出していく。正直、カメラは外す必要なかったかも。
Li-Poは白いテープでくっついているが、引き出すのが相当大変だった。
ここは動画をよく見て真似したほうがよい。









今度は液晶を外していく。ガラスが割れている部分はやりづらい。
ただし、裏面と違って内側からも押せるのは楽。
表面の両面テープは再利用できないので、遠慮なくバリバリ外していく。









新しい液晶を貼りつけて組み直す・・・前に、まず仮組でテスト。



←無事動作!!万歳!!







←元の液晶と遜色なし




仮組OKだったので、本組していく。
液晶をくっつけるのに、両面テープを切っていく。



←防水を諦めるなら適当でよい
 そもそも、F5122は公式では防水非対応



裏面を閉じる前に、最終動作チェック。
問題ないようで一安心。









ちなみに、黒縁なのは金色の配送を待てなかったため。
本稿はDIYを推奨するものではないので、悪しからず。


以上。

2018年1月13日土曜日

ビックカメラ.comの買い物をビットコイン(bitFlyer)で支払う

■前置き
最近ビットコインの価格乱高下や徴税関係が話題ですね。
記事を読むと年間20万円以上を利確すると国税に届け出の義務があるとのこと。

私は超小規模でマイニングしているだけなので縁遠い話だけど、せっかく利益が出ているので何かに使ってみたい!
でも、サラリーマンなので確定申告はやりたくない。
となると年20万未満で買い物で使うのが一番簡単そう。

⇒ビックカメラ.comの通販を試してみた。

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先に総括すると、アカウントやアプリ等の事前準備が済んでいればクレジットカード並に簡単に買い物ができた。
ビックカメラ以外でもビットコイン決済が普及するといいな~。

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■事前準備
準備が必要なのは以下の3点だけ
 ①bitFlyerのアカウントを作り、買いたいもの以上の額のビットコインを所有する
 (このとき、本人確認資料の登録や日本円口座の登録は必要ない!!
 ②カメラ付きのスマホにbitFlyerのアプリをインストールする
 ③ビックカメラのアカウントを作り、商品送付先の住所を登録する


準備さえできていれば使い方は結構簡単で、以下のフローに沿えばOK。


■買い物、注文
ビックカメラの通販サイト自体は特に変わったところはない。
(商品選択⇒カートに入れる⇒支払いへ)
支払いのときに、普通はクレジットカードや代引きを選ぶところだが、今回は「ビットコイン」を選択する。
あとはカードとかと同様に注意事項に同意して注文確定する。


■ビットコインでの支払い
ここまでいくと、ビックカメラのサイトからbitFlyerの支払いサイトに移動する。
指定時間内にビットコインで支払いすれば注文が確定される。
時間切れになると注文がキャンセルされる。

この支払可能な時間、かなり短いのでbitFlyer以外のウォレットでは間に合わないらしい。
(つまり、bitFlyer以外では必ず注文が失敗する)
また、bitFlyer以外だとビットコインの送金手数料が必要になるようだ。

ビットコインの支払い方はいくつかあるようだが、支払い画面のQRコードをパソコンに表示し、スマホのbitFlyerのアプリで読み込ませるのが一番簡単だと思う。
パソコンだけ・スマホだけで買い物している場合は、bitFlyerにログインして支払う。


■支払い金額等
今回は、以下の2つを購入した。
 カナル型イヤホンShure SE215、イヤホンケースZA-BN-SBK

⇒2018/1/13現在 合計11,760円(送料不要)

対して、ビットコインの支払い金額は0.00697 BTCだった。
本日14時時点のレートは次の通り。
 COINGECKO ⇒ ¥1,673,661 per 1BTC
 bitFlyer   ⇒ ¥1,706,078 per 1BTC

支払ったBTCと商品金額だけでレートを計算すると¥1,687,231なので、
特に手数料等はなく注文確定した瞬間のレートで計算しているようだ。

交換所で日本円やアルトコインに変換しても手数料がかかるし、
数万円で欲しいものがあるならビックカメラで買い物するのが一番お得かもしれない。


■その他
・レートの変化
今回はあまりこだわらなかったけれど、BTC/JPYは一日の中でも数万円~数十万円動くこともあるから注文のタイミングが非常に重要。
安い買い物とはいえ数%~数十%は簡単に変化してしまう。

・匿名での買い物
今回は試していないけど、ビックカメラの店頭でも同様にbitFlyerのアプリで買い物できるらしい。
匿名でbitFlyerのウォレットが作れるなら、個人情報が紐づかないウォレットから匿名bitFlyerに送金⇒店頭で購入とすれば、ビックカメラの防犯カメラ以外に買い物情報が残らないけど大丈夫なのかな?